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ふくいの会社ヂカラ取材班を開催しました

2017年2月2日と2月16日の2回にわたって行われた事業について報告いたします。

福井商工会議所青年部ビジネストライ委員会の担当事業である、ふくいの会社ヂカラ取材班が開催されました。

まず1社目、雪のちらつく2月2日。

青年部取材班は、福井県立大学松岡キャンパスそばにある「黒龍酒造様」の兼定島 酒造りの里を訪問しました。

経営企画部の薮下部長と黒田様にご対応いただき、福井を代表するブランドの背景にある様々な取り組みについて取材しました。

 

黒龍酒造様は、今年度のわがビジネストライ委員会のスローガンである「自社成長へのあくなき挑戦」をまさに実践しているという事で、どうしたら日本酒をもっと若者に飲んでもらえるかや、こんな商品があるけどどうか?など、ただ話を聞くだけではなく、お酒の飲み比べや、器を変えることで飲み口が変わるなど、近い距離で、少人数でディスカッションすることで、ただお酒を売るだけでなく、日本酒文化を広めるにはどうしたらいいか、実際の商品に触れながら商品価値を確かめてもらいたいなど、お酒自体の品質にかける想いはもちろん、それをどう楽しんでもらうか、器や飲み方も含めて、お客様の視点からお酒を飲む体験を、より良くする取り組みや、そしてその背景にある理念など、多くの事を学ばせていただきました。

 

参加したメンバーからも、自社よし、取引先よし、お客様よし、さらに地域よしという広い視野を持って取り組んでいる姿に、自分もそうなれるようにしたいや、流行に左右されず、譲れないものを続けていく自信がすごい!などの意見も聞かれました。

 

もう1社は、厳しい寒さから一転、春のような温かさの2月16日。

永平寺にある幸伸食品様本社を訪れました。幸伸食品様といえばごま豆腐が有名ですが、直営レストランである「幸家」も経営されています。

 

当日は、久保社長自らご対応いただき、発信力やこれからの取り組みなどのさまざまなことを取材することが出来ました。久保社長からのお話は、ライフスタイルの変化やインターネットによる消費者との関係の変化や、少子高齢化という社会構成の変化などの「変化」に常に気を使って、常に「危機感」をもって臨まなければならないなど、経営者として何が大事かを考えさせられるものでした。、本年度の青年部スローガンである「Just Do It あくなき挑戦」を体現する取材ができたのではないかと思います。

今回の取材班は、2社とも食品関係の会社でしたが、

同じ商品開発やブランド戦略でも、取引先やお客様の声から気づきを得て作り上げる黒龍酒造様と、逆にお客様が気づいていないものを自分たちで見つけて提案する幸伸食品様と、対照的な取り組みになっていたのが印象的な取材になりました。

なお、この事業の詳しい模様は、来月のCHAMBERに掲載予定ですので、そちらも併せてごらんください。

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