今お世話になっています石本石材の社長が以前、青年経済団体の理事長をされており、経済団体に入会し仕事や人生の勉強をするということへの理解、また社長自身の経験が仕事に役に立っていたこともあり、YEGへの入会を勧めてくれました。自分から福井YEGに入会を踏み切ったわけではなく、社長に背中を押してもらえたことで入会をさせていただきました。 福井YEGに入会してから、徐々に組織の中で何のために参加をするのか、活動をするのかということを見つけていきました。入会当初福井YEGは まちづくりの活動をする団体かと思っていました。しかし実際は、まちづくりは活動のうちの一つ。YEGの活動を通して一番大事なことは「まちづくり」「キャリア教育」「ビジネスの勉強会」等、会の活動を通して自分の人間としての器を大きくしていける、そんな場所だと感じています。仕事にも直接つながっていくことが本当に魅力的で、しかも青年経済人の仲間とのつながりも広がっていきました。
入会から10年ほど過ぎた時に初めて委員長という役を頂きました。委員長になると自分で考え、なにもないところから形を作っていく... そんな活動をした時から自分の中で大きく変わりました。 一年間で8回も例会を担当させていただき、一年間会員の皆さんの資質向上だけを目的として活動させていただきました。「顕在能力の向上」「潜在能力の向上」を目標に掲げ、委員会や会全体がどこに向かうのか、何に向かっているのか、などを共有しながら進めていくというとても貴重な経験ができました。 会社も団体での活動も、物の考え方は同じだと思います。何のために事業を行うのか、活動をするのか、という目的が必ずあります。この一年間は活動を通して自己成長を大きく感じることができました。考え、試して、実行して、今までできなかったことができるようになる、という正のスパイラルがYEG活動の中にありました。
会長を経験させていただいた年は対内、対外の活動が多く有りその時ごとに自分で答えを考えながら発言したり表現したりするスキルが必要でした。今でもお客様とお話をする時にこの時の経験がとても生かされており、言葉の選び方、話の流れの考え方、など非常に貴重な経験でした。 今年は監事という、会の皆さんに意見をする役を頂いているのですが、役員会ごとに行う監事講評も良い訓練となっています。きつすぎず、ゆるすぎず、今目の前で行われている議論、活動を俯瞰的に見て、その場にいる人達にわかる言葉で皆に伝えるというスキルが培われているように思います。これらの役の歴任を通して、視野が広がったと感じています。 このYEGという会が今以上に活性化していけると良いと思っています。これまでたくさんのことを学ばせて頂き、多くの人脈をいただき、自分を育ててくれたYEGに対して、これから成長をしていく皆さんが今以上に活動しやすく、成長しやすい会になっていけるよう自分にできる役割を担っていきたいと思っています。会長という重役をさせていただき、組織をまとめるために重要なことを学びました。その一番重要なこととは、会の想いを一つにまとめることです。会社でも同じことですが、会社の想い、理念を中心としてそこにいる人達の気持ちと行動を一つにしていくことがより大きな成果につながっていくと感じています。
会社にいただけでは体験できなかった「形の無いところから、作りあげる」ということをYEGで経験させていただきました。それらは実はとてもむずかしい事なのですが、一緒に活動する仲間が支えてくれたことで困難を乗り越えてくることができたと感じています。 同僚の従業員の皆さんからは、「社員でありながら青年経済人の会のリーダーをして、見ていて大変だということをすごく感じながらも誇らしかった。自然と会社の皆全員で森下さんのバックアップをしていった。傍から見ていても人脈が広がっていくのを感じ、いろいろな企業の社長さんとの付き合いも広がっているようで、人間としての成長を感じました。」と言われました。 福井YEGの会長をしている時は本当に会の活動が多く、年間150日以上は会の活動をしていました。なので、自分が抱えきれない仕事は持たず振り分ける、ときめることができました。そのおかげで自分の営業成績は下がりましたが、他の方が売上を伸ばしてくれました(笑)会長をさせていただいた一年は会社の業績は会社の全員のバックアップも有り現状維持で終えることができ、その翌年から業績が伸びていきました。私もそうですが、従業員としてYEG活動をしていこうと思うと社長の理解が有ることや、会社としてバックアップが有ることはとても重要だと思います。
仕事柄、沢山の人を前に商品のプレゼンをすることがあります。プレゼンをする時は人に納得してもらう話し方をしなければならず、なぜそうなるのかという論理的な話もしなければいけません。 福井YEGの中で役員会で事業、議案のプレゼンをする時などは「この人達に役立つものにするにはどうすればよいか」という観点から話をします。なぜこの事業を行うのか、それはこの課題を解決するため、そのためにこういう活動をしようと思う、といったような目的に沿った欲しい成果からやることを決めていくという思考を持つ大変良い訓練ができました。そして組織の中で活動を考え生み出していくために、皆で合意をして進めていくというスキルもYEGの中で培うことができました。 福井YEGは社内ではカバーしきれない社員教育ができる場所です。経営者の皆様、大切な社員の方の背中を押してあげてください! Welcome to 福井YEG!!
営業部長
1978年生まれ