アントレ・キッズ
アントレ・キッズは福井YEGの会員自らが自分の職業・職種を紹介し体験する機会を提供することで、
仕事の厳しさ、働くことの素晴らしさ、物づくり・サービス業の面白さを伝える魂の授業です。
目的
「日本(福井)の産業を支える人材育成」
福井商工会議所青年部(福井YEG)は、2005年に おしごと探検隊「アントレ・キッズ」 事業をスタートさせました。
これまで子供達に対する教育は教科学習やスポーツが中心であり、体験型教育においても伝統産業や科学実験が大部分を占め、「職=仕事」に関する教育・体験は非常少ないのが現状です。小学生の将来なりたい職業においても、体験・情報の少なさより選択肢が限られてきており、男の子はスポーツ選手、女の子はパン・ケーキ・お菓子屋さんが毎年続いているのが現状です。
そこで福井YEGの会員自らが、自分の職業・職種を紹介し体験する機会を提供することで、仕事の厳しさ、働くことの素晴らしさ、物づくり・サービス業の面白さを伝えることで、子供達に将来の仕事に対する「夢」の幅を広げ、更に、日本(福井)を支える人材育成をはかりたいと企画したものです。
特にこの事業により、現在問題となっているニート対策の一環としても、小学生のころからのキャリア教育=仕事に関する教育が重要と考えます。
「働くことは生きること」、そんな想いを実践している福井YEGメンバーが、仕事の誇りを紹介・体験できる機会を提供し、仕事に真剣な人間形成を目指します。また、福井YEGにとっても会員企業のPRになるとともに、プレゼンテーション能力を高める場として大いに期待しております。
企画ポリシー
1.この職業の意義、世の中で必要とされている理由を説明 (仕事の誇り)
2.この職業の大変な面、やりがいのある面の説明 (仕事のやりがい)個の職業(職人、技師、店長、資格士等)を紹介することで、働く事の意味を形成
3.小学生がわかる比喩や例えを交えた面白い説明、体験 (仕事の体験・経験)
対象
小学生(4年~6年生)~中学生(1年生)とその父兄 【親子での体験型教室】
小中学生、PTA、育成会 【子供中心での体験型教室】
企業参加メリット
アントレ・キッズは、「ボランティアだけの社会貢献活動」ではなく、企業が、信頼、安心をいう利益を得るための「社会投資活動」です。
1.企画により自社の強み分析し、見直す機会となる。
2.自分の商売を通して社会に貢献できる。
3.自己啓発・社員教育となる。
4.企業を直接子供達へそして、父母にアピールできる。
5.体験により企業を子供達・父母に知ってもらい潜在顧客獲得するチャンスがある。
6.直接市場ニーズの収集し企業価値を向上できる。
7.将来の産業の担い手、自社の社員を獲得する 。
8.YEG会員同士の助け合いによる運営相互ノウハウ共有化できる。
9.子供達から元気パワーをもらうことができる。
つまり、「自分の職業が益々好きになり、誇りに想える」ということです。ヒルトンホテルの2代目 バロン・ヒルトンもこう言っています。
1.人生とは、物理的利益ではなく精神的成長によってその価値が計られるものである。
2.未知の世界に挑戦し、隣人を尊敬する。
3.人生は楽しむべきものである。
こんな経験をした人、企業は、決して子供達にうそや手抜きはできません。一生懸命さ、真剣さが、伝わった感動味わうことで、お客様への対応、評判が変わります。これが、アントレ・キッズの参加メリットです。
参加企業・実績紹介
福井商工会議所青年部メンバー事業所 28社、24テーマ (平成18年5月現在)
※ 今後も会員に呼びかけ、さらに参加企業を増やしていきたいと考えております。
勝山市 酒生小学校 安居中学校 豊小学校 社西小学校 円山小学校 清水北小学校 中藤小学校 清水東小学校 明新小学校 木田小学校 鶉小学校 麻生津小学校 鷹巣小学校 日新小学校 旭小学校 森田小学校 羽生小学校 国見小学校 清水東小学校 足羽小学校
中心市街地各店舗 県立大学 福井県生活学習館(ユーアイふくい) AOSSA 6階 工作室 中央公園 福井駅周辺の各商業施設 福井商工会議所 福井県児童科学館(エンゼルランドふくい) 勝山市
※順不同
ミライのチカラ
新しいキャリア教育事業として参加された保護者を対象に『ミライのチカラ~子どものチカラを引き出そう!~』を開催させていただきました。本プログラムは、社会が目まぐるしく変わり、教育環境も変わっていく中で変化に対応する『ミライのチカラ』とは何か。企業が求める人財の資質・能力、家庭教育の関連性、キャリア教育を家庭で実践する大切さや面白さを少しでも理解していただくプログラムを構築しました。参加された保護者の方々より子どもやキャリア教育に対する率直な意見を聞くことができました。
今後も福井YEGとして、家庭におけるキャリア教育への取り組みとして、子どもたちの未来へと繋がるプログラムとして発信していたいと思います。