第40回全国大会しあわせ福井さばえ大会
令和3年3月5日(金)6日(土)に 日本商工会議所青年部第 40回全国大会しあわせ福井さばえ大会 がサンドーム福井にて行われました。この全国大会とは、日本全国にある415単会の商工会議所青年部(YEG)のメンバーが一堂に会して総会だけでなく、交流・研鑽の場として毎年開催される大会です。福井県内で開催するのは35年ぶりでした。
大会テーマ「DiscoverTomorrow ~継ぎ、紡ぎ、繋げる、しあわせのもと~」を掲げ、このコロナ禍の状況でも、これまでの伝統を引き継ぎ、現在の私たちの絆をしっかりと紡ぎ、希望溢れる未来へ繋ぐというコンセプトをもとに開催されました。新型コロナ感染症拡大で緊急事態宣言が発令されこともあり、大会開催を直前にして、現地参加とオンライン参加のハイブリッド開催から、完全オンライン配信での開催へと変更になりました。登録者は「7,020人」と多くの全国のYEGメンバーに登録をしていただいた大会となりました。幸福度日本一の「しあわせのもと」に触れ「未来へのヒント」を発見し、自社業のご発展、また各単会・地域の発展の一助となる大会になったのではないでしょうか。
大会初日には各単会による分科会、第40回全国大会特別事業、開会セレモニーが行われました。
福井分科会では2つの分科会を運営しました。
☆Ⅰコース☆みつけるしあわせ~キャリア教育と一乗谷朝倉氏遺跡しあわせクエスト~大会テーマに沿った「しあわせのもと」を探す分科会。前半で日常生活や教育の視点からしあわせのヒントを得て、後半は一乗谷朝倉氏遺跡でオンラインによる疑似体験をしながら「しあわせクエスト」を行ないました。
☆Ⅱコース☆みつけるしあわせ~キャリア教育とふくいまちあるきしあわせクエスト~大会テーマに沿った「しあわせのもと」を探す分科会。前半で日常生活や教育の視点からしあわせのヒントを得て、後半は福井駅周辺のまちなかでオンラインまちあるきをしながら「しあわせクエスト」を行ないました。
第40回全国大会特別事業として、今後YEGは5年先を見据えて中期ビジョンの作成、市政に対しての政策提言をすることで単会のブランディングをすることが必要、そしてその作り上げた単会ブランディングを活かして、地域活性化を行う。そうすることによってYEGが地域に必要とされ、価値が高まるのではないか、ということを福井県内の7単会の取組を交えながらディスカッションしました。
例年は大懇親会があり、全国から集った青年経済人の交流の場となっておりましたが、新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止となり、代わりに開会セレモニーが行われました。全国のYEG会員が一つになれるよう、各ブロックの代表理事等が入場行進し米良会長とエアハイタッチ等をしていただいたり、全国415単会のスローガンを越前和紙に手書きしたものを纏にかけて、世界で一つだけのしあわせ纏を作り上げる設えなどがありました。
大会2日目にはそれぞれ会員総会・OGOB全国大会引継ぎ式オンライン物産展・記念講演会・記念式典がありました。
記念講演会の講師には福井県鯖江市出身である株式会社サイバーエージェント藤田晋社長から「サイバーエージェントが成功する仕組みとこれからの時代に求められるリーダーシップとは」を題材に、若き経営者からの冷静で鋭い経営観についての講演をして頂きました。
記念講演後、記念式典が行われました。今大会のメインテーマソングを歌っているヒナタカコさんによるライブと地元のキッズダンサーの皆さんによるパフォーマンスは非常に魅力的で独創的な雰囲気に会場が包まれました。
日本YEG米良充朝会長からの挨拶。熱いメッセージが全国のYEGメンバーに送られました。
記念式典では、ビジネスプランコンテストの最優秀者表彰や、YEG大賞の発表などもありました。
解団式では今までの想いのつまった挨拶ばかりでした。この想いを次年度開催地である香川たかまつ大会へと繋がっていきますように。