平成25年8月度活動報告

第60回福井フェニックスまつりに参画しました。 (13.08.03)

3日(土)、にぎわい創出委員会(五十嵐委員長)を中心に第60回福井フェニックスまつりに参画しました。

本年度は、今後のフェニックスまつりへの参画のあり方について、新たなビジョンを示し、行動に移していくというスタンスで事業に臨みました。地域資源(地域コンテンツ)を活かしたまつりとそれに付随する賑わいの創出ということで、今後 福井の「食」「歴史」「文化」= 福井の魅力を発信し、体感できる場所と新たな市民参加の場所を提供していきたいと、委員会でさまざまな議論を重ねてきました。

今回は佐佳枝廼社さんのご理解・ご協力のもと、佐佳枝廼社をパワースポットとして設定し、福井の歴史、文化を時の流れを辿りながら体感する、という壮大なスケール感(?)で演出。恐竜をモチーフにしたペーパークラフト、越前和紙への絵付けやフォトプリント、朝倉氏をテーマにした戦国着付け、柴田勝家の逸話をもとにした瓶割り祈願、若狭塗り箸の箸研ぎ、昭和の遊びのレクチャー、と内容は盛りだくさん。大人も子供も楽しめる企画でした。

本格的な甲冑に身を包み戦国武者になりきって境内を練り歩く五十嵐委員長、子供たちに混じってけん玉やお手玉に興じ、自ら指南役を買ったり真剣勝負に挑む山口会長、自称和紙職人として、素人の域を超えた絵付け技術を習得した吉村副委員長、などなど、自らがまつりを楽しむこともやはり大事なことであると、随所で感じることのできるひとコマでした。各ブース間には歴史絵巻を設置し、文化を体験しながら歴史も学べるという一石二鳥なしつらえになっていました。

夜の部では、境内を蝋燭入りの灯篭とLEDキャンドルでライトアップし、パワースポットの演出を行いました。参拝者の女性方に春嶽公の逸話の紹介役をかってでたらナンパだと思われたというアクシデント(笑)もありましたが、スクリーンへの歴史絵図のスライド上映とBGM、そしてお焚き上げとの兼ね合いもあり、境内は非常に荘厳で、非日常の空間に入り込んだような、そんなムードに包まれていました。

長いようであっという間の一日でしたが、改めて、まつり事業にこそYEGイズムが如実に現れる!!と感じた一日でした。まずは自らが楽しむという姿勢もさることながら、タイトなスケジュールのなかでそれぞれが責任持ってやりこくる適応力、限られた予算内で最大限のしつらえを演出する工夫、当日の設営、撤収や告知の為のビラ配りにおける人海戦術、などさまざまな業種から熱意ある人たちが集うYEGならではのものではないでしょうか。

ご参加の皆さま、本当におつかれさまでした。そしてありがとうございました。【記事担当:にぎわい創出委員会 佐々木俊一】
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