(宮田)
桝谷さんがYEGに入ったきっかけは何ですか?
(桝谷)
私は片町でお店を経営しています。入会する前から、福井YEG(福井商工会議所青年部)メンバーの方がお店のお客様としてたくさん来てくださっていて、その方達とお話ししている中で、YEGという名前をよく聞いておりました。もちろん最初はどういう団体かはよく知らずにいたのですが、お話を聞いているうちに、活動の内容が面白そうと思い始め、次第に魅力的に感じていきました。そしてある日、声をかけていただき入会をさせていただきました。
(宮田)
入会してから1年ちょっとになりますが、心に残っている活動はありますか?
(桝谷)
入会してすぐに「えきまえアントレ・キッズ」という大きな事業が開催されたことが印象に残っています。また、積極的に参加をし活動をする中でYEGというものがなんとなく分かってきたところに、自分たちの委員会で企画した会員交流例会において、司会という大役を務めさせて頂き、苦労もしましたが大変勉強になったことが、とても心に残っています。苦労したこと、大変なことのほうが記憶にも残るし、終わった後のやりがい、達成感を感じると思います。自分自身の成長も、自分で分かるくらい感じることができました。今年は女性メンバーの仲間が多く、色々と考えることもある中で、同期の女性メンバーが周りにいてくれた事もとても良かったと思います。
入会してからもたくさんのYEGメンバーがお店に来てくださり、委員会の会議のことや、役員会でのやり取りなどについてよくお話を聞かせてくださいます。そのうちに、自然と「YEGとはこういうものなんだ」ということがわかってきました。難しい話も多かったのですが、会の深い部分から入っていけたことは、とても恵まれていたと今は感じています。今年は副委員長という役もいただき、周りの先輩方からたくさんのことを教えていただきながら役を務めさせていただいています。男性会員の多い会ではありますが、皆さん優しく気遣ってくださり、垣根なく接してくださるので、すぐに打ち解けていけました。
(宮田)
桝谷さんが今後YEGでやりたいこと、何かありますか?
(桝谷)
今の福井YEGは男性メンバーが多いですが、女性でも男性と同じ立場に立って発言ができたり、女性だからといってはぶかれることはありません。逆に女性目線の意見を求められたりするので、事業を考える上で貢献できていると感じます。私は男性が多い会だからこそ、女性にしか見えない観点を頼ってくれたり、また気にかけてくれることが、女性会員の強みのようにも思います。入会する前は少し不安でしたが、最初だけ少し勇気を出して扉を開けると、普段の会社、仕事、社会では味わえない経験、体験ができると思います。なので、今後女性会員がどんどん入ってきて一緒に楽しく活動ができるようになるといいなぁ、と思っています。
(桝谷)
宮田さんはなぜ福井YEGに入会したのですか?
(宮田)
私は福井の駅前でボクサーパンツの専門店を一人でやっています。ですので、組織というものに属することがありませんでした。もっと広い世界を知りたい、組織というものが何なのか学びたい、そして自分のビジネスを知ってもらう機会を作りたい、そういう思いから入会しました。私の知っている限りでも、福井には一人で商売をしている女性がたくさんいらっしゃると思います。そんな皆さんに、私が感じているこの会の良さである「自分のビジネスに直結する」ということをもっと伝えていきたいです。実際に入ってみないとわからないことが多いので、まずはお試しの見学もあるので一度参加をされてみることをお勧めします。やってみて楽しい、やりがいがあると感じてもらえたら迷わず入会してもらえたらと思います。
(桝谷)
私は今年新入会員の方達が入る委員会グループの副委員長をさせていただいているので、新入会員の女性メンバーにはできるだけ声をかけるように意識しています。どうしても最初は、男性が多いとやりにくさを感じられるかと思っているからです。私は女性の方が不安なく入会ができて、入会後も安心して活動ができるようにしていきたいと思っています。そのために、「桝谷さんがいるなら事業にも参加をしよう」と思っていただけるような人間関係造りを目指しています。そして、今以上にもっと女性がのびのびと活動のできる会にしていきたいです。
(宮田)
私は福井YEGに入ってたくさんのことを勉強させてもらえていると感じています。会活動の進め方はとても参考になります。しつらえ、おもてなしなど仕事や地域活動に生かせることが多く、学んだことをフィードバックしています。一人でやっていたら一生経験できなかったと思います。YEGは全国に3万人以上メンバーがいる大きな団体です。年に一度全国のメンバーが集まる全国大会があるのですが、そこで聞いた全員で歌う会歌には鳥肌が立ちました。日本中に仲間がいるということを肌で感じることができてYEGの良さ、活用の幅の広さを知ることができました。この会は男性でも女性でも同じように良い経験ができるのがとても良いと思います。
(桝谷)
私は卒業までの期間で言うと後15年、会にいることになります。これからも充実した会活動をしていく中で、今以上にもっともっと女性が活躍している組織になっていくと良いと思っています。YEGにはすべての活動の決定機関である役員会と言うものが有ります。それこそ役員会の1/3が女性になるですとか、各委員会グループを束ねる委員長が1人以上女性であるとか。男性が多い会なので、どうしても男性目線で物事が決まっているなと感じることがあります。でも、私ならこうするのにと思っても、男性メンバーの意見が正しいのかもと思い遠慮してしまうこともあります。ですので、自分にも言い聞かせることですが、女性目線の意見をもっともっと発言していきたいと思っています。
(宮田)
その気持ち、わかります。少し遠慮する部分は正直ありますね。でも、同じ目線で話せないとより良い活動につながらないという信念で、少しづつその殻を女性側から破っていきたいです。
(桝谷)
そういえば、お店に一人でこられた福井YEGのメンバーの方がその日あった会議の内容について「あなたならどうする?」と真剣に聞いてくれたりします。実はとても嬉しいです。本気で女性の意見を聞きたいという会風が福井YEGにはあると思います。昔の福井市片町のママ達は福井の経営者を育ててきたと聞いています。私はそんな人達に憧れています。女性目線の意見で会もメンバーである経営者の皆さん達にも良い影響を与えるような人間になりたいです。
Grande 桝谷 妃香里(ますや ひかり)1987年生まれ。 【趣味】ゴルフ 【特技】人間観察、プラス思考 【好きな色】ピンク 【座右の銘】百花繚乱 【感銘を受けた本】銀座ミーティング |
ラーナニーニャ 宮田由紀恵(みやた ゆきえ)店長1980年生まれ。 【趣味】一人旅、茶道 【特技】パンダの見分け方 【好きな色】白黒 【座右の銘】日日是好日 【感銘を受けた本】パンダ外交 |