5月度例会「ビジネスプレゼン例会」を開催しました
5月28日(水)19時より、福井商工会議所地下国際ホールにて5月度例会「ビジネスプレゼン例会」が開催されました。
今回の例会のテーマは「進むべき道~心を動かすプレゼンを指し示せ」とし、12名の会員に3分間で自社の商品やサービスを分かり易くプレゼンしてもらいました。
3分間というプレゼン時間は、話す側にとっては非常に短く感じる時間です。
会社概要も含めた説明をしようとするととても時間が足りません。
ただ、話を聞く側にとっては、人の話を集中して聴ける時間の限度が3分程度といわれており、ビジネスの場では、複雑な商品やサービスの仕組みやメリットデメリットなどを短い時間で分かり易く伝えるというスキルは非常に重要です。
今回は、以下の12名がプレゼンターを務め、それぞれ工夫を凝らしたプレゼンを見せてもらいました。
・森下峰雪((株)石本石材) ・坂田守史((株)デザインスタジオ・ビネン) ・佐々木俊一((株)クリーニング白洋舎) ・川中優(焼肉屋 優) ・村田真一((株)フリーパッション) ・山本義樹((株)エヌアンドシィオゥ) ・鷲田裕之(ワシダ設計事務所) ・松田将裕((株)新和コンサルティング) ・松岡茂(松岡会計事務所) ・竹内亨(酒のタケウチ) ・福田智司((株)アイル保険センター) ・丸木治男(福井キヤノン事務機(株))
パワーポイントを使ったプレゼンが中心でしたが、やはり3分という時間の調整は難しく、時間切れで最後までプレゼンが出来ない会員もいました。それでも時間を有効に使ってきっちり3分で心を動かすようなプレゼンを見せてくれた会員も多かったです。
心を動かすプレゼンがあった場合は見ている会員が「取引札」を上げるというルールで進行し、またプレゼンの評価シートも1人1枚ずつ書いてもらうなどすることで、プレゼンをした本人にフィードバックをしました。
プレゼンを見た人の感想に、「プレゼンでは技術よりも伝えようという想いが大事」と分かった、というものもあり、3分間で熱い想いが伝わるプレゼンもありました。
また、親しい会員同士であっても、「具体的にどんな仕事をしているかはプレゼンを見て初めて分かった」という感想や、「○○さんの仕事に興味が出た」という意見もあり、このプレゼンをきっかけに少しでもビジネス促進に繋がってもらえればと思います。
最後は「取引札」の上がった数が少ない3人に「がんばりま賞」としてプレゼンに関わる本やDVDを贈呈して本例会を終了しました。
今後、ビジネス向上委員会が企画する例会では、この3分プレゼンを各会3人ほど実施していき、プレゼンをする方見る方の双方のレベルアップを図っていきたいと思います。
【記事担当:ビジネス向上委員会 今井順也】