10月度事業 歩くザ福井 まち歩きの日を実施しました。
10月4日(日)、10月10日(土)晴天の中10月度事業「歩くザ福井 まち歩きの日」を田中副委員長担当のもと、昨年に引き続き開催しました。 今回は4コース、まずは福井市中心部での「福井レトロ エキマエ編」3グループに分かれて、福井駅前の古写真をお題として、そこに写された今も残る面影を手掛かりに写真の撮られた場所を探し出し、同じアングルの写真を撮り集めてもらいました。参加者の皆さんは昔話で盛り上がっていたり、「最近中心部を訪れていなかったので足を運ぶ機会になりました。」とのお声がありました。
「えちぜん鉄道に乗ってサイコロの旅」えちぜん鉄道の福井市内の駅にてサイコロを振ってめぐり、クエストを解きながら地域の魅力に触れていただきました。このコースは親子連れをターゲットとしており定員一杯の方が参加して下さいました。「電車が好きだから参加した」など参加動機は様々ですが、普段なかなか歩かない地域を歩き、新たな発見があったのではないでしょうか。このコースもグループに分かれて行動したので参加されたお子さんの中には「また〇〇さん(青年部スタッフ)と一緒にまちを歩きたい」との声もありました。大人も含め子どもたちには連休の良い思い出になったと思います。
「福井にある技術を訪ねるまち歩き」物づくりの現場を巡り、職人の技術と情熱に触れ、唯一無二の印鑑を作るというかなりこだわった内容で開催されました。このコースは2日間の参加、参加費が高額ということもあり参加者は少なかったですが、参加された方は20代の若い男性でした。1日目は印鑑の篆刻作業、革工房銭屋様の見学がありました。
2日目は問屋団地を巡りながらの紹介、問屋団地にありますヤマウチマッテクス様での会社見学、印鑑革ケース作成、印鑑受け取りがあります。印鑑革ケース作成の前には、現在、円山公民館の館長、そしてヤマウチマッテクス会長でもある山内様よりもの作りへの情熱を話していただきました。「もの作りは愛情を持って、機械とも対話する気持ちで」等とても貴重な話を聞かせていただきました。
このコースはまち歩きとものづくりを組み合わせた新しい発想のコースになりました。世界で1つの印鑑を手にして、判子を押したときの感動は作成した人にしか分からないでしょうね。
「おんなのまち歩き」夕暮れから夜にかけて、足羽神社から片町までの道のりを歴史や文化に触れながら着物を着てそぞろ歩く内容で行われました。女性が女性のために企画した女性限定のコースです。まずは足羽神社にてお点前体験、愛宕坂での灯りの回廊見学、グリフィス館見学、匠きし様にてお食事、片町のシルクハウス様にてママとの懇談会がありました。心配されたお天気も良く、やはり女性の皆さんが集まりますと、話が途切れる事がなくとても楽しいまち歩きになりました。
やはり日本の女性は着物が本当に似合います。おきれいな方々を前にして、森下会長のあいさつも絶好調でした。
最後になりますが今回のまち歩きは、今までにまち歩きに参加した事のない方をターゲットとし、とりあえず一度まちを歩くきっかけを作っていただきたく様々な内容で開催しました。実際にDMからの申し込みは少なく新たな方々にまちを歩いて魅力を発見する事の楽しさを分かっていただけたと思います。
今後は青年部が今まで行ってきたまち歩きコースを再検証し、どの世代にも参加可能な内容にリニューアルし、またたくさんの福井市民がまちを歩き、福井の良い所を発見し周りの方々に伝えていくことが改めて必要だと感じた2日間でした。
事前準備、当日青年部メンバーを始め、たくさんの方々にご協力いただきました。
まち歩きに参加された方々も含め本当に感謝申し上げます。ありがとうございました。
郷土・愛する委員会