「まちキッズふくい2018 第2回すごいゼ!福井の食体験」を開催しました
2019年1月27日(日)に、「まちキッズふくい2018 第2回すごいゼ!福井の食体験」をユー・アイふくいにて開催しました。
「まちキッズふくい」は、福井の未来を担う子どもたちにこの街の魅力を知ってもらうために、2016年から毎年実施してきました。
今年度その2回目として、福井の食をテーマに開催しました。
参加した子どもたちは12名。一乗ふるさと料理クラブの皆様にご協力いただき、福井で昔から食べられているものを実際に調理する体験を通じ、知ってもらうことが目的でした。
まず子どもたちが挑戦したのは、福井の冬にかかせない、水ようかんづくり。寒天を煮ながら、砂糖、黒糖などの材料を加え、手際よく作っていきました。
続いて挑戦したのが、福井の伝統料理である「呉汁」づくり。呉汁はだしと味噌に、大豆をひいたものを加えて作ります。そこでまずは材料となる味噌がどのように造られるのかを体験しました。
味噌造りを体験した後、味噌汁に入れる大豆挽きを行います。一乗ふるさと料理クラブの先生方のレクチャーに従い、YEGのメンバーや保護者の方も協力して40分ほどすり鉢で豆すりを行います。まるでクリームのようになるまですられた大豆を味噌汁に入れ、煮たさせると呉汁の完成です。
参加した子どもたちがつくった水ようかんと呉汁に、一乗ふるさと料理クラブの方が作ってきていただいた黒豆ご飯や油揚げなど福井でよく食べられる食材を加え、お膳に盛り付け。朝倉膳の完成です。水ようかんと呉汁は大変好評でした。
今回体験した料理の数々は、伝承料理として長年伝えられてきたものです。普段何気なく食べている食事のもつ歴史や奥深さに触れ、子どもたちはまたひとつ自分たちのまちの魅力に気づいたのではないでしょうか。