2014年度半夏生サバ買い出しウォーキングに参加しました!
6/28,29と大野YEG主催「半夏生サバ買い出しウォーキング」に参加しました。
今回福井YEGからは山岸監事、朝田副会長、柴田委員長、丸木副委員長、そして私天野準一の5名で参加をしました。
江戸時代に大野藩の飛び地が越前海岸にありそこでとれた鯖を大野の地まで運び、焼いて大野城下の人たちを慰労するために食べさせていました。
この半夏生鯖買い出しウォーキングは近年この行事を復活させて、「大野の食文化を発信する」という思いで年に一度行われている大野商工会議所青年部の事業です。
6/28の13:30に大野商工会議所に集まり、バスに乗って越前海岸の四ヶ浦まで移動しました。
バスに乗っても1時間半かかるこの工程を歩いていくのかと、なかなか気の遠くなる思いがしました。 越前海岸に到着し、そこでみんなでストレッチヨガを行いいよいよ出発しました。
山越えから始まり、1/3の20キロをこえたころから体が悲鳴を上げ始めました。私、普段運動をしておらず後悔をしました。
2/3の40キロをこえたあたりで自分との闘いが始まりました。 40キロをこえるといろいろとリタイアをする理由が出てきます。 当日雨がふっておりコンディションとしてはよくない状況。靴がぬれて足の裏の皮が緩み水ぶくれができ始めていました。いつやぶれるかもわからない中、痛みをこらえながら歩いていると、
「明日からの仕事もあるしそろそろリタイアした方がよいのではないか」
という自分の声が聞こえてきました。 また、腰も相当痛かったのですが、
「ここで腰を痛めてどうする?早くリタイアした方がよい。」
という声も聞こえてきました。 40キロをこえるといたるところが痛くなります。 足の裏、足首、ふくらはぎ、すね、ヒザ、太もも、太ももの裏、股関節、腰、背中、肩、首、のど、頭、とりあえず全身いたるところが痛いのです。 何万歩も歩くとこうなるのかと人間の限界を感じました。
結局60キロ完歩したのは翌朝7/29の朝8時ころのことでした。
完歩した瞬間はまずはホッとしたのと、自分との闘いができ、そして限界を感じつつそこをこえることができたことに何となく感動しました。
もう一度歩くかといわれると考えますが、人生で一度は歩かれることをお勧めいたします。知らない自分に出会えるのではないでしょうか。今回大変貴重な経験をさせていただきました。
今回サポートに回ってくださった大野YEGの皆様、そして一緒に歩いた同志の皆様、さらに応援をするためだけに夜中でも駆けつけてくれた福井YEGの仲間たちに心より感謝いたします。
総務・渉外委員会 天野準一